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試験監督を雇う3つのメリットとデメリットを紹介

試験運営を適切に行うためには、試験の準備や設営、見回りなどの業務を担う試験監督が必要不可欠です。

自社で試験を実施する場合、従業員に試験監督を任せるケースもありますが、アルバイトや派遣を活用する選択肢もあります。

試験担当者のなかには、「試験監督のアルバイト・派遣の募集を検討している」「雇うメリットとデメリットが知りたい」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

この記事では、試験監督を雇うメリットとデメリットについて詳しく解説します。


目次[非表示]

  1. 試験監督のアルバイト・派遣が担う業務
  2. アルバイトと派遣の違い
    1. ①雇用形態
    2. ②雇用期間
    3. ③給与体制
  3. 試験監督で派遣を活用するメリット
    1. ①職員がコア業務に専念できる
    2. ②人材不足を解消できる
    3. ③専門スキルを持った人材を確保できる
  4. 試験監督で派遣を活用するデメリット
    1. ①契約外の仕事を任せられない
    2. ②育成コストがかかる場合がある
    3. ③業務期間に制限がある
  5. まとめ



試験監督のアルバイト・派遣が担う業務

試験監督のアルバイト・派遣は、試験運営に関わるさまざまな業務を担います。主に担当する業務は以下の通りです。

  • 試験会場の設営および片付け
  • 試験運営に必要な書類や資材の準備
  • 試験会場まで受験者の案内
  • 受付(受験票の確認や本人確認など)
  • 試験概要についての説明
  • 答案用紙の配布・回収
  • 試験中の見回り
  • 連絡事項や試験内容の修正などのアナウンス
  • 答案用紙の枚数確認
  • 試験後の事務対応 など


アルバイトと派遣の違い

アルバイトと派遣は似て非なるものであり、雇用形態や雇用期間に細かな違いがあります。ここでは、アルバイトと派遣の違いについて解説します。

①雇用形態

アルバイトは企業と直接雇用契約を結ぶのに対して、派遣は就業先企業ではなく、派遣会社と雇用契約を結ぶことが一般的です。

派遣は間接雇用とも呼ばれ、業務上の指示や命令を出す企業と給与を支払う企業が異なります。

②雇用期間

アルバイトは、繁忙期や人手不足の際に採用される場合が多く、基本的に雇用期間に定めはありません。

しかし、派遣は契約前に雇用期間を定める必要があるため、雇用期間が明確化されています。

③給与体制

アルバイトは雇用契約を交わした企業から給与が支払われますが、派遣は所属する派遣会社から給与が支払われるのが一般的です。

また、アルバイトに比べて派遣の方が給与が高い傾向にあり、これは人材の募集方法の違いが主な原因です。

アルバイトを募集する場合は、求人を掲載するための広告費用や研修費用などを企業が負担する必要があります。

しかし、派遣にかかる求人や人員の選定はすべて派遣会社が行うため、企業の採用コストは低くなります。


試験監督で派遣を活用するメリット

ここでは、試験監督で派遣を活用するメリットを3つ紹介します。

①職員がコア業務に専念できる

試験運営や試験監督などのノンコア業務は、職員の負担になると同時に本来の業務に影響を与える可能性があります。

特に試験運営は試験当日だけではなく、前後の準備や事務対応が必要になるため、本業と試験監督の両立ができないケースも珍しくありません。

しかし、派遣を活用すれば試験監督や運営にかかる準備を任せられるため、職員はコア業務に専念することができ、自社のリソース圧迫を防ぐことができます。

②人材不足を解消できる

試験監督や運営を任せる従業員がいない場合や、急な病気や休業による人材不足は派遣を活用することで解消できます。

派遣会社は自社のニーズにあった人材を派遣してくれるため、求人や採用の手間がなく、比較的早く人材を確保することが可能です。

既存の社員が業務を行う必要がなくなるため、本来の業務に影響を与えることなく試験運営が行えます。

また、試験は短期(単発)で大量の人員が必要になり、大規模な試験になると1回で数百人単位が必要になる場合もあります。

数百人を採用し、単発の雇用契約や給与の支払いを行う手続きは大変ですが、派遣を使えば採用・労務コストを削減することが可能です。

③専門スキルを持った人材を確保できる

派遣を活用することで、すでに試験監督に関する知識や経験を持った人材を確保できるため、スムーズな試験運営を実現できます。

試験運営に特化した派遣会社であれば、試験監督経験者が多く登録しているため、ニーズに合った人材を確保できます。

社内に経験者がいない場合や、新たに教育する時間がない場合に効果的です。


試験監督で派遣を活用するデメリット

続いては、試験監督で派遣を活用するデメリットを3つ紹介します。

①契約外の仕事を任せられない

派遣の場合、契約する際に依頼する業務内容をあらかじめ定める必要があります。

契約範囲外の業務を依頼することは契約違反になる可能性があるため、自社の従業員のように柔軟に動かすことはできません。

②育成コストがかかる場合がある

知識や経験を持った人材を確保できたとしても、育成コストが0になるとは限りません。

それぞれの会社や組織によって、細かい業務内容や進め方が異なるため、はじめに指導が必要になる可能性があります。

③業務期間に制限がある

派遣の場合、契約であらかじめ就業期間が定められています。

契約期間を超える就業は認められないため、派遣会社と契約を交わす前に契約期間を吟味する必要があります。


まとめ

この記事では、試験監督について以下の内容で解説しました。

  • 試験監督のアルバイト・派遣が担う業務
  • アルバイトと派遣の違い
  • 試験監督で派遣を活用するメリット
  • 試験監督で派遣を活用するデメリット

試験監督は、適切な試験運営のためには欠かせない存在です。適切な運営は試験の公平性を保ち、受験者が安心して試験を受けられる環境を整えます。

しかし、試験運営を行いたくても自社の従業員だけで試験監督を用意できないケースは少なくありません。

派遣を活用すれば、すでに試験監督のスキルや経験を身につけた人材を確保でき、スムーズに試験を実施できます。

トライ・アットリソース』では、人材派遣から運営まで、試験に関するあらゆる業務をサポートできます。

試験前の準備から当日の運営、試験後の周辺業務まで一貫してサポートすることで、貴社の業務効率改善とコスト削減に貢献します。

詳しくは、お気軽にお問い合わせください。


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